質量分布比(キャパシティーファクター)とは 99回薬剤師国家試験問97の1

99回薬剤師国家試験 問97の1
クロマトグラフィーに関する下記の記述の正誤を判定してみよう。

 

1 質量分布比(k’)が小さいほど、試料はカラムに保持されやすい。

トップページへ

 

薬剤師国家試験過去問題 科目別まとめ一覧 へ

 

薬剤師国家試験過去問題 クロマトグラフィー一覧 へ

 

99回薬剤師国家試験 問97の1 解答解説

 

1 × 質量分布比(k’)が小さいほど、試料はカラムに保持されやすい。
→ 〇 質量分布比(k’)が大きいほど、試料はカラムに保持されやすい。

 

クロマトグラフィーにおいては、
一定条件下、成分ごとに固有の比率k(またはk’)で固定相と移動相に存在する。
この比率kはキャパシティーファクターまたは質量分布比と呼ばれ、
下記の式で表される。

 

質量分布比(キャパシティーファクター)とは 99回問97の1

 

質量分布比(k)は一定条件下、成分ごとに固有の値を示す。
質量分布比(k)が大きいほど、その成分はカラムに保持されやすいことを表す。

トップへ戻る