チミジル酸(dTMP)のサルベージ経路(再利用経路)での合成
本ページでは、チミジル酸(dTMP)のサルベージ経路(再利用経路)での合成について説明しています。
・チミジル酸(dTMP)のサルベージ経路による合成
チミジル酸(dTMP)のサルベージ経路による合成は他のヌクレオチドのものとは異なる様相を呈する。
まず、チミジンホスホリラーゼの触媒により、チミンとデオキシリボース一リン酸が反応してチミジンが生成する。
次に、チミジンキナーゼの触媒により、チミジンとATPが反応してチミジル酸(チミジン一リン酸:dTMP)が生成する。
他のピリミジンヌクレオチド(ウリジル酸、シチジル酸)のサルベージ経路での合成は下記のリンク先を参照
ピリミジンヌクレオチドのサルベージ経路合成